チビじゃが

こんにちは。青木プロパンの平野レミことショールームの松井です。
6月は、梅を漬けたりラッキョウを漬けたりと、この時期にしか出来ない保存食の仕込みで大変忙しい時期ですね。
同居の人数が減ってくると、ついつい出来たものを買えばいいかと思ってしまいます。でもやっぱり食の安全性とかの考えもあるのですが、何より私はたくさん食べたい!!。と、くると、自分で手間ひまかけるしかありません。
梅は完熟の梅を漬けたときに食べたあの後口に残る糖度の高さを感じる甘さを経験したら、少しでいいから漬けたいという気がおさまりません。
そんなわけで、今年もこれらの材料を物色していると、春野菜の美味しそうなものにも目がいきます。
新じゃがを掘り起こしたときに、小さなチビじゃががついてくるのですが、私が子供の頃、母が丁寧に鰹だしをとってこれを炊いてくれました。この味がなぜか忘れられません。母は東京生まれだったので、醤油は濃口でちょっと甘めなのですが、こんな感じかな?って炊いてみたら、なんか違うんですよね。まだ私が子供の頃は顆粒だしとか、なかったのでしょうか。肉じゃがではなく、この小さなチビじゃがだけを鰹だしで炊いてくれた母もやっぱり美味しいものに対する執着が、私みたいにあったのでしょうね。
毎年、母の思い出の味を求めて作っているうち、これだ!!って時が来ますかね?炊いたものより、さらに小さなマメじゃがは素揚げにしていただきました。
知り合いのお百姓さんにいただいた新じゃがで、何を作っていただこうかと考えながらあのみずみずしい食感をよみがえらせるのも楽しいひとときです。

青木プロパン(株)ショールーム     (0848)44-0010

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